Takayanagi's life

日中国際結婚をした男の日々

2013年2月3日、
妻の誕生日祝として「第3新東京市(箱根)」へ行ってきました。
夫婦になって初めての二人旅。
2012年6月の入籍以来、旦那らしい事は何もしてあげられなかった罪滅ぼしの気持ちもありました。
行き先は箱根湯本駅付近にある温泉旅館。
客室に源泉掛け流しの露天風呂があるお部屋でした。

朝8時に家を出て、最初に向かった先は箱根ガラスの森美術館。
オシャレな建物の中に100年以上前のガラス細工がたくさん展示されていました。
私は妻と共にグラスに絵を彫る体験もし、夜に自作のグラスで地酒を飲む贅沢な時間を過ごす事となります。
garasunomori

旅館にチェックイン後、湯本駅周辺の温泉街をお散歩しました。
サスペンスドラマに出てきそうな風景がそこにはありました。
妻は「箱根温泉湯けむりに消えた美女 花瓶に残された血痕の謎」などとサスペンスドラマのタイトルを考えていました(笑)
yumoto

その夜、旅館の夕食を終えて露天風呂に入って就寝しました。

翌日、芦ノ湖で海賊船に乗りました。
本来は「海賊船→ロープウェイ」の順番で往復する予定でしたが、生憎の雨で欠航の可能性があるとの事で、海賊船の往復チケットのみを購入。
また、桃源台から戻る時に「食事は車庫に戻ってからにしよう」という私の判断が的中。
欠航ギリギリの船で駐車場へ戻る事ができました。
kaizokusen

お腹を空かせた私達は、そのまま湯本駅付近まで下山。
標高の関係なのか、海抜300m付近まで下山すると青空が広がってきました。
そして大きな虹が出迎えてくれました。
妻は「初めて虹を見た!本当に存在するんだ!」と大はしゃぎ(笑)
上海で虹は出ないそうで・・・
nizi

そして、運転中に見つけたお寿司屋さんでご飯を食べて帰宅しました。

今年はもう二人で旅行できないかもしれません。
子供を望んでいるため「二人」自体がなくなるかもしれません。
そんな想いを胸に、2013年は新たなスタートを切るべく精進します。

妻と一緒に暮らし始めて3ヶ月が経過しました。
結婚生活は至って良好で、妻は私を一所懸命支えてくれています。
私もそんな妻に応えるべく頑張っています。
「これが夫婦ってものなのか」と実感する毎日です。

日本では「男が女を支えるもの」という概念がありますが、上海では「夫婦で支える」という概念があります。
それが非常にありがたい。
また、以前にも書いたかもしれませんが、家族の絆が強い中国人です。
妻の両親も私に最大限の愛情を注いでくれています。
優しくもあり厳しくもあり。
とにかく感謝しています。

国際結婚をするにあたり、色んな方から心配もされましたが大丈夫ですよ。
不思議なほど両家共に円満です。
おそらく、国籍が違うからこそお互いが解り合おうとするからかもしれません。
文化の違いによって発生する「え?」という事もありましたが、それは「中国人だからこそであり日本人だからこそ」です。
「なるほどね」とか「へぇ~そうなんだ」と理解する心の余裕があれば、そんな事も笑い話で終わります。
一方的に「日本は○○だから」と言わないのが円満のコツです(笑)

話は変わりますが、年末年始に実家へ帰省した時の話です。
お墓の話になったわけですが、妻に「死んだらお墓はどうする?やはり上海へ帰りたいかい?」と質問したところ、「takayanagiに嫁いだ以上はtakayanagiとして埋葬されたい」と予想外の答えが返ってきました。
妻は日本の風習を理解していなかったようで、1つの骨壷に一族全員の骨を入れていると思っていたようです。
そのため、「私の頭の上にあなたの足の骨を乗せないでねw」なんて発言もしていました。
また、「みんな揃ったら骨壷をカタカタさせながら会話しよう」という話には両親も大爆笑していましたね。
お墓の話題でもみんなが笑顔になる。
私にとっては良き結婚であったと思った瞬間でもありました。

子供については以前と同様に「早く産みたい」と妻は言っています。
ドタバタしている現在ではありますが、本年度中に子宝に恵まれると嬉しいです。
家庭の事情で男の子が欲しいため、妻は2月から産み分けをしてくれる専門医のところに通院する予定。
どのような結果になっても、遺伝子が遠い夫婦の子供になるので期待が膨らみます。
病気に強い、バイリンガル以上が約束される、日本と中国が母国になる等。
もちろんハーフだからこその悩みもあると思いますが、それを払拭するだけの選択肢が用意されている事をプラスに考えて欲しいです。

そんな今日この頃です。

新年、あけましておめでとうございます。
ご無沙汰しております。
2013年になりましたね。
本年もどうぞよろしくお願い致します。

2012年は私にとって人生の大きな転機となりました。
もちろん結婚が大きな転機。
得たものも失ったものも数知れずなわけですが(苦笑)

2012年-2013年の年越しは長崎の実家にいました。
長期間の滞在でしたが、嫁姑の問題は一切なく、みんなが笑顔で幸せに過ごせた事を嬉しく思います。
一方、私も妻のご両親とは関係も良好で問題ありません。
言葉が通じないからこそかもしれませんが(笑)

では、
上海での結婚式の写真を少しだけUPする事にします。

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王朝大酒店前にて撮影。

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結婚式場のテーブル。

ご無沙汰しております。
前回の日記から1ヶ月が経過してしまいましたね。
まだ落ち着かない日々が続いていますが、無事に生きています。

長期の上海在住生活から一転、日本に戻ってくると違和感を覚えます。
帰国して思うことは「日本は窮屈だ」という現実。
良くも悪くも「治安の良さに繋がっている」のかもしれませんが、私には上海の風が肌に合っているようです。
大阪をさらにディープにした感じというか・・・
また、日本のテレビでは反日デモ(暴徒?テロ?)が過大報道していますが、上海のテレビでは「新内閣が決定」「オスプレイ配備で沖縄住民が反発」という事実しか伝えていませんでした。
多くは語りませんが、デモをしている人間は「底辺」と言われる人たちのみだと思われます。
生粋の上海人は礼儀正しく義理人情がある。
略奪やテロ行為をするような人はいないと、私自身の目で確かめたので間違いありません。

次に、私が日本人であると何度もバレましたが、どこへ行っても普通の対応でした。
有名なところでは「南京路、豫園、人民広場、上海タワー、上海博物館」へ行っても問題なし。
移動については専属運転手による車での移動が多かったのですが、妻の父と行動するときは地下鉄に乗りました。
マンションの最寄駅は新村路駅。
南京路や豫園まで15分程度で行ける場所です。
帰国前の新村路駅で20歳代の女性が「お腹が空いています。肉まんを買いたいので8角ください(8角=10円程度)」と物乞いしてきました(私が日本人だと気付いてはいない)
清潔感のある奇麗な女性であったため、普通の物乞いとは違って女性の身に何かがあったのでしょう。
理由はわかりませんが、「どんなに可哀想な人であっても物乞いにお金を渡してはならない」との忠告を受けていたため、気の毒に思いながらスルーしました。
罪悪感に悩みながらも「それが地球の歩き方なんだ」と割り切った瞬間でもありました。
【新村路駅】
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%B0%E6%9D%91%E8%B7%AF%E9%A7%85

とりあえず、無事に帰国したという一報の日記でした。
上海での結婚式も無事に終わっています。

今、日本にいます。
大阪です(笑)
日中関係が悪化していますが、私も妻も元気です。
「政治と個人は別」と思っていても、中国は国として無理ですね(苦笑)
#来週はまたしばらく上海ですが・・・

今、とにかく時間が無いんです。
徹夜しても無理なほど大変。
そんな19日は区役所や税務署へ行ってきました。
・引越し準備
・転居届&転居証明を発行
・実印の印鑑登録抹消
・郵便物の転送届
・電気契約解除
・ガス契約解除
等など・・・

22日までは鬼のような忙しさになりますが、とにかく睡眠時間を削ってギリギリまで頑張ろうと思います。
むしろやるしかない。

今日はこの曲。
Carly Rae Jepsenは最近ヘビロテで聴いています。
ローラ版も悪くはないですね(笑)

Rola(ローラ)/ “Call Me Maybe” from TOKYO

このブログを見ている一部の人ならご存知かもしれません。
そう。
PFGに置いてあったぬいぐるみです。
私にとっては「可愛いけど憎いやつ」でした(笑)
ところが、縁あって私の家にやってきました。
このぬいぐるみを見るたびにPFGのみなさんの顔を思い出す事でしょう。
何も知らない妻は写真を見せると「やった~!」と大喜び。
今後、この可愛いけど憎いやつはTakayanagi家の一員として一緒に暮らしていきます。

PFGのみなさんから「身体に気をつけて」と激励されましたが、「みんな私より年上だから気をつけるのはPFGのみなさんです」とつい口走ってしまいました。
でも、本心です(笑)

サヨナラは言いません。
私は新しい道を歩む事になって「しまいました」(←ココ重要)が、生きている以上はいつかまた出会う日が来るかもしれませんから。

そして、
私と共にレーシングカートをしていたN氏、SSL関係でお世話になったMAさんとMOさん。
本当にありがとうございました。

その他、ご挨拶したい方々が多数いらっしゃいましたが、気が付けば開発部はPFGだけという状態になっておりましたので、この場を借りてお礼申し上げます。

今日は色々と名残惜しくもあり悲しくもあり、とにかく悩ましい日となりました。

ありがとう。
ありがとう。
ありがとう。

何度でも言いたい。

さて、
そんな今日はこの曲で締めくくりたいと思います。
大好きな一曲です。

ELO / Rockaria!

日付も変わって8月31日になりました。

私にとっては1つの大きな転機の日。

本意ではないとは言え、私自信が下した決断。

「ありがとう」

今日はそれしか言葉が思い浮かばないと思います。

感謝の気持ちで一日を過ごす事となるでしょう。

まだ書くには早いかもしれませんが、みなさんありがとうございました。

真谢谢你了!

おはようございます。
ただいま8月29日の午前4時。
帰宅早々寝てしまったので変な時間に起きてしまいました。

28日の夜、名人伝のお兄さんにエジプト原産の孜然を頂きました。
中華料理やインド料理にも用いるスパイスらしい。
レシピ(使い方や分量など)も色々教えてもらいました。
香りはカレーっぽい。
お兄さん曰く、「Takayanagiさんの奥さんなら知ってるかも」という事で、帰宅後に聞いてみました。

私:「孜然貰ったよ~」
妻:「あぁ、アレね。羊の肉と一緒に焼くと美味しいよ」
私:「知ってるんだ?」
妻:「美食家だから^q^」
私:「上海でも使うの?」
妻:「地方で使われるかな。上海では珍しいよ」
私:「今度作ってみるから一緒に食べようぜ」
妻:「期待しとく~」

最近の私は料理のレパートリーがどんどん増えています。
日本以外のアジア料理と言うべきか。
これもまた国際結婚だからこその変化かもしれません。

妻とお付き合いを始めた当初のお話。
こんな事がありました。

妻:「俺たん俺たん」(当時こう呼ばれてた)
私:「どうしたの?」
妻:「これ見て~」

私:「ぉ、真っ白い鳥さんだね。かわいい~」
妻:「でしょでしょ!この鳥さん、この後どうなったでしょう?」
私:「ん~ どうなったのかな?」
妻:「びふぉーあふたー!!」

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妻:「上海では普通やでぇ~」
私:「うあぁぁぁ!!ムリムリ!」
妻:「おいしかった^q^」
私:「ネーヨ!」
妻:「一回食べてみればおいしいよ^^」

そんな事もまた斬新で楽しいけどトラウマに(滝汗)
うずらの丸焼きも美味しそうに食べてるし・・・

でも、料理が得意な妻は悪くない。
むしろ妻が作る中華料理はマジで美味しい。


S.H.E / 我愛你

気が付けば妻がいつも歌っている曲です。
物語の舞台は上海だけに思い入れがあるのかもしれません。

さて、
27日の今日。
使わなくなった銀行口座の解約などで追われていました。
そして、妻の自転車である「DAHON SPEED」の修理依頼もしました。
9月1日は私のRX-7も整備に出します。
その他、荷物の梱包も始めました。
1ヵ月半だけですが同棲していた事もあり、私の家から運ばれる量はかなり多い(汗)
妻の服とか服とか服とか服とか服とか。

一方、妻は新居へ行っていたようです。
部屋の細かなサイズを計測したりしていたとの事。
二人の荷物が別々の場所から運ばれるわけですから大変です。
冷蔵庫・テレビ・レンジ・洗濯機だけは妻の希望で買いなおします。