ご無沙汰しております。
前回の日記から1ヶ月が経過してしまいましたね。
まだ落ち着かない日々が続いていますが、無事に生きています。

長期の上海在住生活から一転、日本に戻ってくると違和感を覚えます。
帰国して思うことは「日本は窮屈だ」という現実。
良くも悪くも「治安の良さに繋がっている」のかもしれませんが、私には上海の風が肌に合っているようです。
大阪をさらにディープにした感じというか・・・
また、日本のテレビでは反日デモ(暴徒?テロ?)が過大報道していますが、上海のテレビでは「新内閣が決定」「オスプレイ配備で沖縄住民が反発」という事実しか伝えていませんでした。
多くは語りませんが、デモをしている人間は「底辺」と言われる人たちのみだと思われます。
生粋の上海人は礼儀正しく義理人情がある。
略奪やテロ行為をするような人はいないと、私自身の目で確かめたので間違いありません。

次に、私が日本人であると何度もバレましたが、どこへ行っても普通の対応でした。
有名なところでは「南京路、豫園、人民広場、上海タワー、上海博物館」へ行っても問題なし。
移動については専属運転手による車での移動が多かったのですが、妻の父と行動するときは地下鉄に乗りました。
マンションの最寄駅は新村路駅。
南京路や豫園まで15分程度で行ける場所です。
帰国前の新村路駅で20歳代の女性が「お腹が空いています。肉まんを買いたいので8角ください(8角=10円程度)」と物乞いしてきました(私が日本人だと気付いてはいない)
清潔感のある奇麗な女性であったため、普通の物乞いとは違って女性の身に何かがあったのでしょう。
理由はわかりませんが、「どんなに可哀想な人であっても物乞いにお金を渡してはならない」との忠告を受けていたため、気の毒に思いながらスルーしました。
罪悪感に悩みながらも「それが地球の歩き方なんだ」と割り切った瞬間でもありました。
【新村路駅】
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%B0%E6%9D%91%E8%B7%AF%E9%A7%85

とりあえず、無事に帰国したという一報の日記でした。
上海での結婚式も無事に終わっています。