我が家は毎週ヤクルトを注文しているのですが、そのヤクルトレディの方が妊娠のため休職されるとの話がありました。
すんごいおめでたいですっ!!

でも、正直「すごいなぁ〜」と思います。
ヤクルトレディのお姉さんは元理容士で、一人目を妊娠した時に退職。
保育園にも落ちて職場にも戻れなかったため、ヤクルトレディとして勤務を始めたそうです。

私の勝手な想像ですが、そのような状況で二人目を産んで大丈夫なのかと心配になります。
よほど旦那さんの稼ぎが良いのか、それとも実家からの援助があるのか・・・
いずれにせよ、親の援護が頼れない「普通の共働き家庭」で二人目を産めるなんて羨ましいです。

私も二人目が欲しいところですが、もう諦めるしかないかな・・・と思っています。
主な理由は下記4つ。
・両親の援護がない(介護と国籍問題)
・二人目が保育園に入れないとそもそも生活が詰む(超深刻)
・相次ぐ増税と社会保険料の値上がりで可処分所得が減っている(現在進行形)
・今後の日本に期待できない(現在進行形)

不妊や結婚したくない独身者の増加も問題ですが、産めるのに産めない環境の方が深刻な気がしています。
私の知り合いにも「子供は欲しいけど生活ができなくなる。夫婦だけで精一杯。」という方がいらっしゃいます。
それほど今の日本、特に現役世代は困窮しているのです。

ついこの前、回転寿司で夫婦喧嘩をしている家族がいました(品川区のはま寿司)
会話の内容から夫婦+子供1人で旦那だけが働いる家庭です。

奥さん:「稼ぎが少ないから・・・」
旦那:「なんだとー!?」
奥さん:「だってそうじゃない。月に一度のお寿司が唯一の楽しみなんだから」
旦那:「うぉぉ!バッシャーン!(奥さんに水を掛ける)」
奥さん:「何すんのよ!私この服しかないのよ?これだってメルカリで1000円で買ったんだから!それをずっと着てるのよ!」
旦那:「俺だって必死に働いてんだ!働いても働いても給料あがんねーし残業代ももらえない!仕方ねーだろ!」
子供:「うわぁぁぁん(泣き始める)」

この喧嘩を目の当たりにした私と妻の会話はこんな感じ。

私:「旦那の気持ちはわかる。仕方ないんだよ、俺らの世代は金がないんだ」
妻:「どんな理由であれ水をかけるのはダメ。奥さんも文句いうなら働けばいい」
私:「貧乏というのは心に余裕がなくなるからなぁ・・・俺がそうだったように」
妻:「私ね、日本人女性の理解できないところが生活が苦しいのに働こうとしない事なんだ」
私:「それは俺も思う」
妻:「何が言いたいのかっていうと、一番かわいそうなのは子供なんだよ。見てよ、あの子の本気で悲しそうな表情・・・」
私:「確かに・・・コイツはいつもニコニコして幸せそうだもんな(うちの子を指差しながら)」
妻:「あなたも幸せでしょ」
私:「たぶんね。でも、現状に全く満足してないし、稼ぐためなら会社に何を言われようとも副業だってやりたいと思ってる」

なんか・・・
今の日本は全ての事において悪くなってますよね。
悪くなることはあっても良くなることはない。
こうやって悲観したくなるのは、私が氷河期世代だからなのか・・・
うちの子には本気で脱日本を見据えた教育をしたいと思っています。