以前から「人権派」と言われる人の発言が理解できない私です。
確かに人権は大切なものではありますが、日本は大多数の人権より少数派の人権を重要視する風潮になっていると私自身は思っています。
BPSDやらPTSD、LGBTなどの略称アルファベットが多すぎて「どれがどれなのか」本気でわからなくなっているわけですが、いずれにしても人権について私も思うところが出てきました。

ダイヤモンドプリンセス号内における新型コロナウイルス(COVID-19)の大規模感染において、乗客が過度な要求を始めたことによって同情から軽蔑へ風向きが変わってきました。
そして、ニュースで話題になっている下船許可。
武漢からのチャーター機でも話題になりましたが、検査を拒否した輩(バカ)がいましたよね。
発症していないからこその法的限界で、その先は人権が理由で手が出せなかった結果でしょう。
他人に感染させるリスクを知りつつ国内に入り込んだバカに対し、ネット上は「バイオテロだ」との声が多数上がりました。
私もその通りだと思っています。

そして、これと同じ事がダイヤモンドプリンセス号でも起きようとしています。
人権を振りかざして「下船させろ」という声が出ているようで、日本政府にまで批判が出ています。
でも、よく考えてみてください。
そもそも日本政府は何も悪く無い・・・
むしろ入港させてもらっている事に感謝すべきなのです(拒否だって出来るわけです)
さらに言うと、日本で良かったと思うべき。
それなのに人権を振りかざして喚き散らかすのは愚かな行為でしかない。

ここで私が思っている事は、
もし、人権によって下船を許可されたとしよう。
その人らが無症状の保菌者だったとしよう。
電車やバスなどの公共の乗り物に乗ったとしよう。
人口の多い関東圏でコレをやられると冗談では済まない事態になってしまう。
武漢と同じ地獄絵図になるかもしれない。

ダイヤモンドプリンセス号の乗客にも人権はあるかもしれないが、
普段通り生活している1億2000万人の日本人にも人権があり、生きる権利もあるはずだ。
人権と人権がぶつかり合った時、今の日本のように「少数派が偉い」「命より人権が優先される」となって入国させたらどうなるか。
誰が責任を取るのか。
そもそも、ダイヤモンドプリンセス号は三菱重工長崎造船所は建造しているが外国籍の船であり、日本政府が出来ることには限界がある。
この点を間違えてはいけない。
そう考えると、日本政府は良くやってるとみなすべきかもしれない。

実は、私も忘年会でもらった券で横浜港からクルージングをしようと考えていました。
豪華客船ではないとしても、明日は我が身だった可能性も十分にあったわけです。
それを踏まえて「もし自分が乗客だったら」と考えると、確かに苛立ちはあるかもしれません。
しかし、だからと言って自分の自分勝手な主張(行為)によって、不特定多数の人に迷惑を掛けてはいけないと思うはず。
日本人なら、少なくとも私は「人に迷惑を掛けない」という両親の教育で生きてきたわけで、自分が置かれた状況で最善を尽くすしかないと割り切ります(断言できる)
気持ちはわかるけども、人権を盾に不特定多数の人を危険に晒す行為は愚かとしか言いようがありません。

日本人より攻撃的な外国人にも同様のことが言えます。
一方的に日本政府を批判する動画を撮影して提供していますが、上記に書いた通り「日本の船ではない」のです。
イギリスの船なのです。
某芸人の言葉を拝借して例えるなら「そこにダイヤモンドプリンセス号がおったらそこはもうイギリスや!」ということです。
船籍を持つイギリスが最終的に対応すべき案件なのです。
人権についても世界各国で認識が違うわけで、乗客の扱いについても日本政府とイギリス政府の間で話し合いがされているはずなので、時間が掛かっても仕方ないのです。