17日の夜、祖母が他界しました。
97歳でした。
老衰のため、苦しむことなく眠るように息を引き取ったとのことです。
諸事情で葬儀後の21日(日)に羽田から実家へ向かいます。

祖母には幼少の頃から良くしてもらっており、今でも感謝しかありません。
亡くなった事については悲しいですが、「長生きおめでとう」という気持ちもあります。
誰しも必ず訪れる「死」に対し、今はただ冷静に受け止めています。
祖母の死によって祖父母全員が他界した事になり、世代交代が終わりました。

以前の日記に書いたかもしれませんが、
日中国際結婚をする際も、反対するどころか「これからはグローバルな時代だから日本人も中国人も関係なかと。」と言いながら喜んでくれました。
自身のお金についても(他人にでさえ)惜しみなく出すような人でした。
「この歳になればお金があっても仕方ない。みんなのために使いたい。」と常に言っては行動していました。
これは普通の人には真似できない事でしょう、孫の私でさえも。

そんな祖母は間違いなく天国へ向かっている事でしょう。
きっと、じいちゃんも出迎える準備をしていると信じています。

ばあちゃん、ありがとう。

本当にありがとう。

去年の夏、「会いに来てくれたとね。今日はよか日ばい、よか日ばい。」と言いながら、私の手を長時間握りしめていた感触が蘇ってきます。