これからの日本はどう考えても衰退するしかありません。
待ち受けている現実は「失われた20年」以上の破壊力があるでしょう。
みんな受け入れきれないだけで。
来年、消費税が10%になろうとしています。
水面下では19%まで上げるような提言もなされているようです。
さらには定年を70歳にする議論であったり、そもそも「高齢者」という括りをなくす動きまであります。
この問題の根幹にあるのは少子高齢化。
団塊ジュニアである私は、例外なく氷河期の波に飲み込まれた1人。
安い給与で劣悪な環境を耐えてきたと言っても過言ではありません。
今でこそ持ち直していますが、本音を言うと「あと1人、子供が欲しい」と思っています。
それは夫婦共に思っていることです。
しかし、今後の生活を考えると産めない。
産めるわけがない。
賃金が上がらない状態で相次ぐ増税と物価上昇にある今現在ですが、今後も間違いなく増税が続くでしょう。
消費税も25%くらいまで上がるかもしれない。
そんな状態で、出産適齢期を迎えている世代が産めるはずがない。
子供以前に「自身の生活が精一杯」という人が大半なんじゃないでしょうか?
そんな不況真っ只中の現役世代から搾り取る法案しか通過しないのですから、もう日本は衰退するしかありません。
キレイ事では済まされない状態になっているわけで、これから議論したところで間に合いません。
もう無理だと断言できます。
極論と言われそうですが、私が思う限り少子高齢化を食い止める方法が1つだけあります。
それは「淘汰される勇気」と「老後の生活は家族が支える」「医療費負担割合の見直し(上限など)」です。
本来、自然界においては狩りができなくなれば死にます。
家族に危険が迫れば親が闘い、例え負け戦であっても盾となり家族を逃がします。
それは人間も同じ。
しかし、特に日本国という国家においては「他人が狩りをした戦利品(お金)でご飯を食べたり病気の治療ができる」という不可解な一面があります。
さらに長生きすれば長生きするほど有利に作用するという。
現役世代でもそう、傷を癒して前線復帰できるのであれば良いでしょうが、そうでなければ淘汰されるなり家族が支えるべきでしょう。
他人のお金を頼れる制度があるから今のような日本になるんです。
「昨今の人権的には」問題発言かもしれませんが、このままでは日本国そのものが滅亡すると、割とマジで考えています。
とりあえず、
私があーだこーだ言っても、生まれた時から「日本国」という船に乗っている以上、一般国民階級の身では途中下船できません。
では、団塊ジュニアの私が定年を迎えた時どうするか。
これは本当に真剣に考えています。
今の考えとしては・・・と断っておきますが、今のところ再雇用してもらう事は考えていません。
会社にとっても迷惑でしょうし、私も再雇用と言う名の減給処分で働きたくありません。
元気なうちは(老害にならない程度に)現役でいたいので自分で商売をしたいと思っています。
鼻っから年金など当てにしていません。
「100円でも支給されれば破綻していない」なんて話になるのも目に見えてるわけで、自分で自分の身を守るしかありません。
そして、身体が動かなくなった頃、子供の状況に応じて淘汰される生涯で良いと感じています。
自力でトイレに行けなくなった時が人間として終わった瞬間だと思っていますから。
妻と子供には「家と土地はくれてやるから火葬だけしてくれ。骨まで焼き尽くして持ち帰るな。墓はいらん。葬式に金を使うな。香典は全て断れ。最後くらいは泣いてくれ。日本を離れたいなら好きにしろ。」とだけ言っておきたい。