車検代を準備していたところ、こんな一万円札を発見しました。
一万円札に謎の刻印 福沢諭吉の横に「ROLLIE」
「ROLLIE」の文字が入った一万円札
「あれっ、このお札は造幣ミス?」-。福沢諭吉の肖像の横に、「ROLLIE」と精巧な刻印がある「一万円札」が長崎市内で見つかった。
日銀長崎支店の鑑定で造幣ミスでも偽札でもないと判明したが、後から刻印したとは思えないほど紙幣になじんでいて、同支店は「全国的にも珍しい」と話している。6月下旬。同市の繁華街、銅座のスナックのママ(43)が、売り上げを計算中に発見。ボールペンや鉛筆で走り書きした紙幣はよくあるが、
この一万円札の文字は造幣の際に刻印されたとしか思えないほどなじんでいた。「ROLLIE」の意味も分からないし、いたずらとも思えず、「造幣ミスか」と気になり始め、知人らを通じて調べてもらった。
刻印は、福沢諭吉の顔の横にローマ字の明朝体で1・5センチほど。モノトーン風で、紙幣の印刷に溶け込んで見える。
日銀長崎支店で専門職員が鑑定し「故意か間違いかは不明だが、出回っている段階で付いたもの」と判断。
どの紙幣にも数字やアルファベットが印字されているが、ROLLIEと印字された紙幣はなく、造幣ミスはあり得ないという。
造幣ミスと間違われるほどの紙幣が見つかるのは「全国的でも、ごくまれに報告がある」(神村崇長崎支店総務課長)程度だという。スナックのママは「一万円を払うのも、稼ぐのも大変なご時世。大切に取っておきます」と話している。