最近の日中関係に思う事

 

毎晩のように中国にいる妻と話しているわけですが、昨晩「制空権問題」について話すと「知らないよ。テレビでは何も言ってない。」という意外な反応。
義父も「へぇ〜」という反応で終わり。
日本で大々的に伝えられているこの問題、上海市の住民は知らないようです。
そして、興味も無いようです(笑)

去年、私が初めて中国へ渡航した時も同じようなギャップを感じました。
日本企業が襲われた反日デモの報道も一切ない。
報道や情報統制が行き届いているんだと思った瞬間でもありました。
良くも悪くも。
これを今の日本に当てはめてみると、「特定秘密保護法案」の問題に似たところがあるわけですが・・・
正直、今の日本は何でも公開しすぎなのが問題だったのかもしれません。
他国に内政干渉されたり、言いがかりを付けられる原因にもなっていたと思うのです。
知らない方が幸せって言葉もありますし。

次に、1つ言っておきたい事があります。
日中国際結婚をしたとはいえ、私は日本人であり、このブログを見ている多くの方と同じ考えを持っています(たぶんw)
昨今の日中関係悪化の影響で、多くの方が中国人に対する嫌悪感を持っているはず。
私も同じです。
このご時世に一党独裁で覇権主義、反日プロパガンダによる洗脳、マナーの悪さなど、日本人の感覚から見れば迷惑きわまりない。
諸問題についても「文句があるなら国際司法裁判所に訴えろ!日本は受諾の宣言してるんだ!軍隊を使って威嚇する連中が平和を語るなど笑止千万!(フェニックス一輝風に←ココ重要)」とも思います。
そんな国が国連常任理事国である事すら疑問に思っているというのが本音。
そんな国の女性と結婚しちゃったZE!と不思議に思っているのも本音。
妻も「そういう目で見られてしまう事」は百も承知。
なので、私に対して変な気を使わないで頂きたい(笑)

ただね、中国は中国で良いところもあるんですよ?
上海しか知りませんが、「家族の絆」は昔の日本を思わせ、面倒な事もあるとは思うけど、困った事があればみんなで助け合う風習があります。
本場の中華料理(上海料理も)は本当に美味しく、日本で食べる中華料理に見た目を似せただけと思ってしまう程の差があります。
ナンダカンダ言っても物価が安い(上海のファミマで缶ビールが50円程度で買える。洋酒は高いけどね。)
あんまりフォローになってないかな(笑)
実はする気もなかったり(爆)

何はともあれ、日米vs中戦争にはならないと思っています。
「平和主義・・・」だとか「国際法上正当・・・」と言いつつ、国際司法裁判所(ICJ)への提訴はせず逃げる。
そんな中国の行動が全てを物語っているかと。

嫌だね、ホント。