2022年12月20日
午前11:30頃、ぴょんぴょんが他界しました。
9歳10ヶ月でした。

9月初旬に体調を崩し、病院通いをしていたのですが、女の子ウサギにありがちな子宮癌でした。
既に肺にも水が溜まり、肩で息をするような感じで苦しそうではありました。
死の直前、私に抱っこされご飯を食べさせたあと、突然ガクンと頭が私の胸に・・・
既に息はなく、素人ながら「ぴょんぴょん帰ってこい!」と叫びながら心臓マッサージをしましたが、帰らぬウサギとなりました。
亡骸を抱えたままその場から動くことができず、ずっと抱っこしたまま泣き崩れてしまいました。

報告を受けた妻も職場から帰宅し号泣。
子供もスイミングスクールから帰宅後に号泣。

いつか「その日は必ずやってくる」とわかっていても苦しいものです。
生後45日でお迎えした黒うさぎ。
家庭内では「ぴょんぴょん姉ちゃん」「ぴょん子」「ぴょんぴょん」と呼ばれ、うちの子も可愛がっていました。

晩年は普通の牧草は食べれなくなり、生草とにんじんが主食となり、「大好物を好きなだけ食べさせてやろう」という方針に切り替えていました。
当然ながら死期が近いことは頭でわかっていたものの、まさかこんなにアッサリ逝ってしまうとは・・・
既にご飯を全く食べなくなって24時間が経過していたため、私がシリンジを使ってご飯を食べさせたのが死を早めてしまったのかもしれないと後悔しています。
「食わんと死ぬぞ」と言いつつ食べさせたわけですが、食べさせて死んでしまうなんて想像もしていませんでした。
家族にも病院の先生にも「それが原因じゃない。自分を責めないで。抱っこされたまま看取ってもらえて幸せだったじゃない。」と言われてはいますが、私が食べさせなければあと数時間・・・
あと数日は生きていられたかもしれない。
そんな心の葛藤が今も続いています。

ぴょんぴょん、うちの家に来てくれてありがとう。
約10年もの間、俺の娘であった事実は今後も変わらない。
我が子も「ぴょんぴょんを救えるように獣医になる」という目標を立てたようで、ぴょんぴょんの死は決して無駄にはならないと思う。
お疲れ様でした。

最後に、素敵なお花を送ってくれた大親友Hさん(都内の兄貴的な人)にも感謝しています。
ぴょんぴょんも喜んでいると思います。
そんな気がする我が家のリビングです。

【ぴょんぴょんが最初に登場した日記】
https://takayanagi.tk/?p=404