中華 金中支

「中华 金中支」というタバコをご存知ですか?
実は私も知りませんでした。
中国製のタバコで「これは美味い!」と思うタバコは間違いなく中華なわけですが、さらにその上を行く中華があったとは・・・

我が家にやってきた「中華 金中支」というタバコは、中国の超お金持ちに頂いたもの。
どのくらいお金持ちかって??
話を聞くだけで目が飛び出そうなくらいの方で、日本の小金持ちや成金とはレベルが違います。
そんな方が日本を「視察」にやってきて、ウチの妻が通訳兼旅先案内人をしていたようです。
で、私へのお土産として中華 金中支を頂いたとの事。

酒棚に飾りましたけどね(笑)

妻がそんな仕事をしている間、私はカオスでした。
社内SEとしての仕事はもちろんの事、子供の保育園の送り迎えや炊事洗濯風呂掃除など、ガキンチョ一匹いるだけで大変。
やっと落ち着いたと思ったら「牛乳のみたい、アイス食べたい、ゲームしたい、怖い話して」等の要求が尽きる事はありません。

そんな時思った事がありました。
私が独身時代の時、友人が離婚(奥さんの不倫)して二人の子供を引き取ったのですが・・・
金銭的に稼がないといけないため工場で夜勤シフトに入り、早朝に帰宅してからご飯を作って子供を保育園へ。
炊事洗濯をして就寝し、夕方に起きて子供をお迎えに行って食事とお風呂を済ませます。
子供を寝かしつけたら再び夜勤へ。
そんな彼が汗水流して製造する伊○衛門というお茶が私は好きでした。

たった数日間ではありましたが、彼の気持ちが少しわかる気がしました。
頼れる人がいないと全てを犠牲にしないといけない。
親として当然かもしれませんが、全く余裕がない日々というのもしんどいものです。
ただ、子供の寝顔を見ると「コイツのために頑張らなあかん」と気合が入ってしまう不思議。

自分が親になってはじめて「親のありがたみ」がわかります。
そして、我が子に対する愛情も。