安保関連法成立

 

安保関連法が成立しましたね。

深夜に眠いながらも中継を見ていました。
投票が終わったあと、明らかに賛成票が多かったので「決まったかな」と思いつつも結果発表を・・・
成立した瞬間、私は「よっしゃ!」と自然とガッツポーズをしました(笑)

安保関連法については多種多様な意見があるので「その点」については議論しても平行線のままでしょう。
100%全国民が同じ意見になるなんてありえないんですから。
そのため、私は成立しようが否決されようが、結果として「そうか」と受け入れるのみです。

正直なところ、今回は「マスコミ、野党、学生運動」がとても痛かったと感じています。
公平であるべき放送各局はこぞって自民党、安倍首相叩き一色。
安倍首相の言葉だけでなく賛成派の意見はほとんど放送されず、まさにメディアによる「プロパガンダ」が過剰なまでに行われたと思っています。
また、民主党や山本太郎議員に対しては恥を知れと言いたい。
反対するのは大いに結構だけども、やり方が非常に幼稚で醜い。
民主党の中にも松原仁さんのように好きで票を入れた議員さんがいるのですが、今後は二度と民主党に票を入れる事はしません。
そう心に決めさせてしまうほど、民主党には失望しました(学生頼みとか情けない)

一方、維新の党は反対派の中でもまともだったと思います。
私も「確かにそうだな」「他の野党と違って真剣に考えてるんだな」と思う点もあり、もうちょっと頑張って欲しかったと思います。
共産党には労働者のために頑張って欲しいと思う部分もあるのですが、安保関連法については反対する理由に説得力がなく「壊れたスピーカー」のような印象を受けました。
社民党は「自民党だから反対」という本気で意味不明な印象しか受けませんでした。

そんな私ですが、決して自民党が好きというわけではありません。
選挙権を持って18年。
自民党候補者に票を入れたのは2回だけ。
話は少しそれますが、少年時代に竹下首相が消費税を導入した時の事。
近所の駄菓子屋で幼稚園くらいの男の子がアイスクリームを買おうと店員さんにお金を渡したのですが、「足りないから買えないよ」と言われ、その男児が「どうして?100円だよ。本物だよ。」と涙ぐみながら訴える姿を見て、本気で自民党と竹下首相を恨みましたね。
26年も昔の話ですが、その光景は今も私の目に焼き付いて離れません。
それ以降、基本的に自民党が大嫌いになりました。
借金大国と言われる日本にしたのも自民党の責任ですからね。

話を戻しまして、
安保関連法が成立する事のメリットとデメリットの説明が、与野党共に国民に伝えきれなかったように思います。
賛成派の意見はメディアでは放送されず、反対派は叫んでるだけのイメージ。
結局、今思えば「メディアのプロパガンダが事を大きくした」という印象すらあります。
報道ステーションなんかを見て思うのは「嘘は伝えてないけど真実も伝えていない」という点。
例えば、デモに参加した人数については「主催者発表12万人、警察発表3万人」なわけですが、放送では「主催者発表12万人」という部分しか伝えていません。
空撮写真から面積比で簡単に3万人くらいだとわかるのに、限りなく事実に近い警察発表は伝えない。
安保法案にしろ原発にしろ、なぜ偏った放送しかしないのだろうか。
都合の悪い事でもあるのだろうか(あるんだろうけどw)
私は「国民の脱情弱」を本気で強く訴えたいですね。
賛成であれ反対であれ、他人の意見に踊らされずに自分で考えてほしいと思います。

昨晩、実家の両親と電話していたのですが、
何気に「今日は安保法案成立するかもね〜」と言ってみたところ、母の口から「成立してほしいね」という発言が飛び出しました。
「え?母ちゃん賛成なん?」と聞いてみると「当たり前じゃない。お父さんも賛成だよ。あんたは?」と逆に聞いてくるくらいで驚きました。
理由は詳しく聞いていませんが、民主党や社民党議員の幼稚さに対して怒っていましたね。
 
最後に私なりのまとめを。
安保法案が成立したからすぐ何かが起こるという事はないと思います。
それより生活に即直結する消費税の事を心配すべきで、学生さんには消費税関連のデモをお願いしたい(笑)
あと、待機児童の問題も長年言われているのに一向に改善しない。
もっと優先すべき事があるのではないでしょうか。