続・たてにゃんお猪口

 

去年の3月に楯の川酒造さんの「たてにゃんお猪口」を買ったとの日記を書きました。

たてにゃんお猪口

それ以降、日本酒と中国酒を飲む時に愛用していました。

そして最近、新しいバージョンのたてにゃんお猪口を発見。

ギザかわゆすっ!!(謎)

迷わず買いましたさ。

中国醸造 桜尾

 

最近はGINにハマっています。
ハマっていると言っても色んなお酒も飲みますが。

そんな中で私が虜になったGINはこれ。
中国醸造の桜尾(ORIGINAL)です。
原材料から製造に至るまでMade in 広島です。
https://www.sakuraodistillery.com/

先週だったか、リニューアルしたばかりの「KISSYO SELECT トレッサ横浜店」へ足を運んだ時、中国醸造の方が店頭にいらっしゃいました。
そこで試飲させてもらったのが「桜尾(ORIGINAL & LIMITED)」です。
一時期バーテンダーの見習いっぽい事をしていた時代、「ボンベイ・サファイア」を愛用していたのですが、この桜尾は(個人的な好みとして)ボンベイ・サファイアを軽く凌駕すると感じました。
しかも2000円のORIGINALが美味い。
LIMITEDも悪くはないんだけど、コスパと個性と言う意味では・・・と言った感じ。

店頭のおっちゃんと「中国醸造と言えばウイスキーですね。カープ仕様の買いましたよ」とか「私は長崎出身なので原爆繋がりですね」「貴州茅台酒知ってますか!」みたいなお話もしていました(笑)
もちろん「ドイツ製のポットスチルを買ったんだ」だとか「ボンベイサファイアとは蒸留方法が違う」なんて説明も受けました。
そんなこんなで、ORIGINALを1本買って帰ったのが始まり。
あっという間に飲み干してしまい、17日の土曜日に2本目を買いに行きました。
私がこれほどハマるというのは非常に珍しいです。
白酒やウイスキーを愛飲している私が「突然のGINうめぇ宣言」ですからね(笑)

普段からジントニック等を愛飲していたり、「ジンはボンベイサファイアだろjk」と言う人に、騙されたと思って一度飲んでみてもらいたい。
私が受けたような言葉にできない「!!」といった感動を経験するかもしれません。

そこまで書いておきながら、写真は羽田空港で購入した「モンブラン(小波)」が中心でスマン。
空港内を歩いていたら、モンブランのようにポッチャリと美味しそうな女性(謎)が販売しており、コレは買わねば・・・と思ったのです。

酔仙酒造 蔵の七千夜

 

私のお酒コレクションの中に、酔仙酒造の蔵の七千夜という焼酎があります。
私が小学校1年生の頃に貯蔵された焼酎で、アルコール度数は42-43度と書いてあります。
たぶん現存数が少ない希少酒の部類だと思います。

東日本大震災から7年が経過しました。
酔仙酒造の従業員の方も多数犠牲となり、全てが津波によって流されたと聞きます。

そんな事を想うと、私が持つ「蔵の七千夜」を開栓する勇気が出ない。
むしろ「私なんかが飲んではいけない」とすら思います。
必要とする人が現れた時、その方にお譲りするべきかなと思う今日この頃です。

犠牲になられた従業員の皆様のご冥福をお祈りすると共に、酔仙酒造のこれからを消費者の1人として期待したいと思います。

伊力酒

 

新疆で生産されている「伊力老窖」という白酒です。
数日前に初めて飲んだのですが、すっごい美味でした。
高級酒に負けない味と飲みやすさで驚いた今日この頃です。

開栓する時に「パンダの飾り」で開けると思っていたのですが、陶器の瓶が予想以上に頑丈で困りました。
結論としてマイナスドライバーで破壊したわけですが、破壊行為自体は正解だったようです(笑)

 

五粮液(Wu Liang Ye)の飲み比べ

 

ネットで2006年に製造された五粮液を購入しました。
そこで、私が持っていた2016年の五粮液と飲み比べて見ようと思いました。
アルコール度数はどちらも52度。
中国では年数が古い白酒ほど高値で取引されるため、本当にそれだけの価値があるのかどうか・・・

さて、
まず私の頭の中には「蒸留酒は瓶で熟成しない」という持論があります。
ウイスキーにしても樽からボトリングした段階で樽エキスが出なくなるわけですから。
もちろんこの理屈が正しいかどうかはわかりません。
保存環境やロットによる違いもあるでしょうし。
この理屈に当てはめれば白酒も熟成する事はなく、高値で取引される古酒を買う理由もありません。
しかし、貴州茅台酒は古酒になればなるほどウナギ登りに価格が上がります。
貴州茅台酒は陶器ではありますが、熟成させるような陶器ではない。
五粮液は完全なる瓶。
今回はそんな新旧の五粮液を飲み比べて見ました。

まずは簡単にボトルの比較から。

【外見①】
右が新ボトル、左が旧ボトル。
封印のシールが違います。

【2016年のボトル】
うん、2016年です。

【2006年のボトル】
間違いなく2006と書かれている。

【外見②】
キャップの凸凹、他のお酒を詰められないようにする逆流弁?の構造も違う。

 

さて、肝心の味見を。
新ボトルの方は時々飲んでいたので「いつもの五粮液な味」です。
旧ボトルを飲んでみると・・・
確かに匂いも味も五粮液で間違いないのだが後味が違う。
強烈なアルコールの刺激が大幅に減り、後味にやや苦味がある。
苦味といっても不味い苦味ではなく、原料の味なのかはわからないが「味わえる酒」に感じられる。
飲んだ瞬間はどちらも五粮液だが余韻が違うといったところ。
「どちらが好きか?」と聞かれれば旧ボトルと答えますが、「プレミア価格で古酒を買うか?」と聞かれれば微妙。
ロットの違いと言われれば納得してしまう程度の違いでしかないような気がする。
もし、貴州茅台酒も同様の違いしかないのであれば、高い値段を出してまで古酒を買う必要はないのかなとも思います。

あくまでも白酒歴5年の私の味覚による解釈なので悪しからず。
それにしても、日本人で白酒の評論をしている人なんてレアかもしれません(笑)
相変わらず「中国=紹興酒」と思っている人が大半で、白酒を買うなんて人は限られてますからね(そもそも日本では限られた銘柄しか買えない)

茅台国务院机关事务管理局机关服务局专用酒

 

「茅台国务院机关事务管理局机关服务局专用酒」をお譲り頂きました。

国務院専用酒と書いた方がわかりやすいか。

この茅台酒がごく少量ながら一般に出回ったのは2005年のみ。

美品だけど(良い意味で)2017年までの経年劣化が見られるボトルです。

希少酒なので当面は飲まずに飾っておこう。

霸王酔 (覇王酔)

 

もうすぐ義父の誕生日です。
そのため、霸王酔なる白酒を買いました。
中国では1380元(日本円で約22,080円)もする高級酒で、貴州茅台酒よりも高い。

日本では茅台酒を含め、正規代理店が輸入したものでも中国より安く、中古市場?では半値が当たり前になっています。
もちろん中古と言っても開封されたお酒を売ってるわけではなく、一度人の手に渡っただけの物になります。
#茅台酒でも古酒は高値になる傾向があります

そんな中で私が見つけたのが「霸王酔」です。

今年(2017年)の3月に製造された霸王酔で、お値段はなんと4000円ちょい。
過去に一度調べた事があった銘柄でしたので迷わず買いました。
70度と強烈なアルコールではありますが、清香型なので飲みやすいだろうと推測。

立派な木箱に250mlのボトルが2本。
見るからに高そうです。

 

馬祖陳高15年

 

昨晩、我が家に台湾の白酒「馬祖陳高 15年」がやってきました。
このお酒、私が調べる限り全く情報がない。
見つけられるのは青いボトルの馬祖陳高15年で3000本限定酒。
表記からわかる違いとしては、今回の白いボトルは原料に上撰高粱の文字ではなく、単純に高粱となっている程度(度数も50度で同じ)
つまり、原料の違いから廉価品だと思われるが真実はわからない。
その他としては、生産こそ馬祖酒廠實業公司だが交通部観光局が販売している事くらいか。
台湾の観光アピールとして有名な絵柄がある事から、外国人観光者向けに販売されたのは間違いない。
いずれにせよエイジ物の陳年高粱酒で、かつ馬祖島の八八坑道生産品であるため、安酒の部類でない事はだけは容易に想像できます。

今回もまた、お譲り頂いた方に感謝しております。


 

西凤 十五年陈酿酒

 

我が家に「西鳳酒(xi feng jiu)」がやってきました。
2013年1月22日にボトリングされた15年モノで45度でした。
定価300元で市場価格が250元と言ったところでしょうか(現在の相場で4000円〜4800円ほど)

さて、
早速開栓してみます。
開栓早々、剣南春に似た香りが漂いました。
愛用している盾にゃんおちょこで一口飲んでみると、最初の印象はやはり剣南春っぽい。
しかし、鼻から抜ける時に個性が現れてきました。
15年モノであるにも関わらず、やや攻撃的なアルコールの刺激と軽い苦味が走ります。
しかし、余韻が想像していたより長く、天之藍にも似た後味が心地よい。

これはうまい!!

白酒では一般的な52度ではなく、45度にした理由が少しわかる気がします。
52度だったらアルコールが前面に出すぎて残念なお酒になったかもしれない絶妙なバランス。
「見直したぞ西鳳!!」といった感じです(笑)
正直、あと2本くらいストックしておきたいです(手に入らないけど)
 

今回、この「西凤 十五年陈酿酒」をお譲り頂いたI様。
本当にありがとうございましたm(_ _)m

運送事故

 

 

またまたヤ○トさんがやってくれました。

先日、実家にお酒を送ったのですが・・・
私の携帯に最寄りのヤ○トさんから着信が。
前回の運送事故の時に電話番号を登録していたので、着信が鳴った段階で嫌な予感はしました。

結果、やっぱりお酒が割れてしまったとの連絡でした。
しかも前回と同じ担当者の方で、お互いに覚えていました(笑)
さらに!
割れてしまったのは前回と同じく「黒木本店の中々」という銘柄でした(^^;;
#親父は黒木本店の焼酎が大好きなので、コツコツと集めては送っています

割れた報告を受けた時、なぜか蔵元である黒木本店の風景を思い出しました。
そして、「職人さんが芋から育てて出来上がった焼酎が、飲まれる事なく割れてしまった事を知ったらショックだろうな」と感じました。
私も職種は違えど職人ですから、せっかく作ったものが陽の目を見る事なく消えたらのショックですもん。

生産者は丹精込めて酒を作り、
私は親父への親孝行として美味しい酒を集め、
ヤ○トさんも猛暑の中で荷物を運ぶ。
その結果としての事故。

仕方ないです。
誰も責められないです。
#親父は「俺の中々が〜!」とショックを受けてました(笑)

ヤ○トさんから補償のお金は頂けますが、中々は近所の酒屋さんで買えるような物じゃありません。
「遠くまで足を運んで買えたらラッキー」な一品。
今週末にでも横浜の某酒屋まで足を運び、事情を話して入荷次第取り置きしてもらえないか頼み込んでみようと思います。