白酒

馬祖陳高15年

 

昨晩、我が家に台湾の白酒「馬祖陳高 15年」がやってきました。
このお酒、私が調べる限り全く情報がない。
見つけられるのは青いボトルの馬祖陳高15年で3000本限定酒。
表記からわかる違いとしては、今回の白いボトルは原料に上撰高粱の文字ではなく、単純に高粱となっている程度(度数も50度で同じ)
つまり、原料の違いから廉価品だと思われるが真実はわからない。
その他としては、生産こそ馬祖酒廠實業公司だが交通部観光局が販売している事くらいか。
台湾の観光アピールとして有名な絵柄がある事から、外国人観光者向けに販売されたのは間違いない。
いずれにせよエイジ物の陳年高粱酒で、かつ馬祖島の八八坑道生産品であるため、安酒の部類でない事はだけは容易に想像できます。

今回もまた、お譲り頂いた方に感謝しております。


 

西凤 十五年陈酿酒

 

我が家に「西鳳酒(xi feng jiu)」がやってきました。
2013年1月22日にボトリングされた15年モノで45度でした。
定価300元で市場価格が250元と言ったところでしょうか(現在の相場で4000円〜4800円ほど)

さて、
早速開栓してみます。
開栓早々、剣南春に似た香りが漂いました。
愛用している盾にゃんおちょこで一口飲んでみると、最初の印象はやはり剣南春っぽい。
しかし、鼻から抜ける時に個性が現れてきました。
15年モノであるにも関わらず、やや攻撃的なアルコールの刺激と軽い苦味が走ります。
しかし、余韻が想像していたより長く、天之藍にも似た後味が心地よい。

これはうまい!!

白酒では一般的な52度ではなく、45度にした理由が少しわかる気がします。
52度だったらアルコールが前面に出すぎて残念なお酒になったかもしれない絶妙なバランス。
「見直したぞ西鳳!!」といった感じです(笑)
正直、あと2本くらいストックしておきたいです(手に入らないけど)
 

今回、この「西凤 十五年陈酿酒」をお譲り頂いたI様。
本当にありがとうございましたm(_ _)m

一同發財酒

 

一同發財酒という白酒をご存知でしょうか。
台湾と言えば金門高粱酒が有名ですけどね。

そんな一同發財酒が私のコレクション棚に鎮座しています。
今のレートで12,000円ほどのお酒でしょうか。
http://www.yitongfacai.com/

陶器で出来た麻雀牌に高粱酒が入っているわけですが、付属のポワラーを使わないと絶対に溢れる仕様になっています。
日本のお酒で例えるならばニッカの「フロムザバレル」を思い浮かべてしまいますが、一同發財酒はそれより悪質。
そもそも注ぎ口がないので慣れでカバーできる問題ではない(笑)

五星茅台酒

 

我が家には数多くの中国酒があります。
もちろん白酒ばかり。
まだまだ紹介していないレアモノも!?(紹介するつもりがないモノも)

そんな中、2008年に生産された43℃の貴州茅台酒(五星)を入手しました。
通常の茅台酒に比べて1ランク安いものですが、それでも普通に買えば高いお酒ですからね・・・

正直、茅台酒より他の安い銘柄(とはいっても300元ほど)が好きなので、しばらく保管する事になりそうです。

水井坊

 

またまた白酒です。
今回は水井坊。
嘘か誠かは知りませんが、世界最古の蒸留酒蔵らしい。
#ウチにあるのは写真の通り750mlと250mlのセット

この白酒も義父が来日した際に開栓したいと思います。
どんな味がするのか楽しみです。

 

羽田国際空港の免税店では13,900円で販売されていました(500ml)
正直、免税店って高すぎると思うんですが・・・
中国国内では450元(今のレートで7500円ほど)で買えるのに。

 

圓山 甲子青 金門高粱酒

 

2017年2月19日、税務署で住宅ローン控除の書類を提出してきました。
一通りチェックされた上で受け取ってもらえたのでOKでしょう、たぶん。

そんな19日の日曜日ですが・・・
夜にゆうパックが届きました。
中身は白酒。
北海道にお住まいのSさんより譲り受けた「圓山 甲子青 金門高粱酒」です。
実は、14日の日記で書いた「台灣第一酒 台北101 高粱酒」もSさんが保有していた一品。
本当にありがとうございました。
感謝しかありません。

開栓には勇気が必要ですが、お酒は飲むものと割り切ろうと思っています。
陶器はそのまま飾れますし。うん。

「安いものを多く」から「一点豪華主義」の生活へ移行する中で、どうしても豪華(高価)なものを手にすると迷いが生じるんですよ(笑)
白酒は自宅であっても寝かせれば寝かせるほど価値が上がりますからね。
圓山 甲子青のような数量限定生産品であれば特に。

とは言え、義父だけでなく私の親父も遊びに来るので、ケチケチせずに盛大に行こうと思っています。
#義父は文化大革命時の超貴重な白酒を2本持っていたのですが、何も考えずに最近1本飲んじゃったようです(笑)
#残りの1本も開栓しようとしていたところで「待った!日本にもってきて!」とお願いしました(^^;;
 

台灣第一酒 台北101 高粱酒

 

「台灣第一酒 台北101 高粱酒」が我が家にやってきました。

このお酒、NT$12,800(約46,000円)という高級酒で、1977年に作られたものです。
つまり私と同い年のお酒なんですよ(驚)
アルコール度数は59度。
陶器も台華窯で製作されたそうで金箔まで施されています。

手に持つとズッシリ重い。
安っぽさは全くありません。

これは一生モノ。
でも死ぬ前には飲んでおきたいとも思う。
しかし開栓する勇気が出ない(笑)

そんな事を思いながら見つめています(笑)

 


テレビ画像は三立新聞が提供しているものを引用

天之藍

 


 
写真は「白酒」という中国のお酒です。
この天之藍という銘柄の白酒は、上海での結婚式で振舞われたお酒です。

しかし、一杯も口に出来ず、ずっと心の中でモヤモヤしていたのです。
新郎新婦は「見世物」であり、日本の結婚式とは違って大忙し。
過去の日記でも触れているかもしれませんが、朝っぱらから上海市内を生花で飾ったリムジンで連れまわされ、あっちこっちで写真やムービーを撮られます。
夕方に結婚式場へ到着してからも、いろんな催しが多くて新郎新婦は着席すらできません。
妻は妻で衣装替えが何度もあり、伊勢海老などの高級料理にも手を付けれない状態。
結局、結婚式が終わったあとに夜の新天地へ繰り出し、多くの外国人に混ざってお酒を飲みながら食事を取りました。
「もう2度と結婚式はしたくない」というのが夫婦の共通認識となりました。
#私も上海では外国人ですね(笑)

そんな経緯もあり、日本で天之藍(52度)が手に入らないか調べているとありました。
格安の2000円で譲って頂き、本当に感謝感激です。
早速飲みたいところですが、4月に義父の来日が確定したため、その時に開栓しようかなと思っています。