町内会について(NO!と言う事の大切さ)

昨日、我が家に町内会の班長がやってきました。
町内会費については「町内のため」なので拒む理由はないのですが、説明が気に食わない。

班長:「みなさん二口という事にさせて頂いています」

最初のこの時点で意味がわかりませんでした。
金額が決まってるんであれば、わざわざ二口という表現をする必要もなく「一律2400円です」と言えばいいじゃない。

そして、次に班長が口に出したのは「赤十字への寄付が500円なので2900円ですね」という言葉。
それに対してこのようなやり取りをしました。

班長:「赤十字への寄付が500円なので2900円ですね」
私:「強制ですか?」
班長:「強制ではないけれど昔からそうしてきました」
私:「町内会費はわかりますけど、寄付は意味がわからない。赤い羽根にしても歳末助け合いにしても」
班長:「とはいいましても、以前の班長もそうしてましたし・・・」
私:「ますます意味がわからない」

こんなやり取りがあったわけですが、普通の日本人なら「高額じゃないし」とか「波風を立てない」という考えから支払う人が多いと思います。
ウチも去年まではそうでした(妻が対応したというのもあるが)
ただね、やっぱり「慣例だから」と寄付を要求してくるのは間違っている。

少額でも「財産を差し出せ」と言ってるわけなんですから。

また昔話をしますが、私には財産差し押さえの最終通告を食らってしまうほど困窮した時代がありました。
「就職するまで税金の支払いを待ってほしい。今は食べることさえ苦しいんだ。」と役所にお願いするも門前払いされ、誰も助けてはくれませんでした。
若かったからこそ、私にとって再就職は容易いものであり、3ヶ月ほど待ってもらえるだけでよかったのです。

当時の私のように、本当に頑張ってる上でお金も食べ物もない人のところに全額渡るのであれば惜しみなく出せる。
そのくらいの人間味はあるつもり。
しかし、赤い羽根募金だって日本ユニセフだって天下り組織であり、寄付金の半分以上を役員がピンハネしていると言うじゃありませんか。
そのピンハネした報酬額も1人ウン千万+飲食費というカオスっぷり。
日本ユニセフに至ってはアグ○ス御殿が有名じゃないですか(笑)
そもそも、募金の集金を町内会がすること自体を疑問に思うべきで、組織の圧力によって強要・脅迫しているのと同じ。
人の善意を利用し、楽に金集めるために町内会を利用するような組織への寄付に対し、私は「NO!」を突きつけたい。
もし、寄付を断ったあとに再度お金の強要があった場合は自治会すら脱退しようとも思います。

たった数百円かもしれない。
でもね、そう思う人が全国には何百万何千万といるわけで、1人500円を徴収したら合計いくらになると思いますか?
そして、寄付金で高額報酬をもらう役員がいるというのは如何なものか。


「おかしいものはおかしい!」と声を上げるべき時代になったと思いますよ。