死を受け止める事

おそらく、そう長くない間に祖母が他界しそうです(母方)
私が少年だった頃、祖父母は大村市の竹松駅付近のアパートに住んでいました。
父方の祖父母以上に(比較できないほど)、私に対してたくさんの愛情を注いでくれた恩は決して忘れません。

ここ数年は帰省するたびに「また会えるんだろうか・・・」という想いで祖母の部屋を後にしていました。
そして今、もう生きて会える可能性が限りなく低くなっています。
そりゃ無理をすれば会えないことはありません。
しかし、母から「男手が足りないからお葬式の時に来てほしい」と言われているため悩んでいます。

「生きているうちに婆ちゃんに会いたい」というのは当然の事。
しかし、私も仕事をしていたり、妻もまもなく仕事で中国へ旅立つため、子供の世話などもあって身動きが取れません。
私自身、4月に九州出張が入っているため、あと2ヶ月頑張ってもらえれば・・・
厳しいかなぁ・・・

祖母はほぼ老衰状態にあります。
家族と医師で話し合った結果、「本人のためにも過剰な延命措置はしない」という結論に至りました。

30年前、少年だった私も今では父親に昇格しました。
私の両親も祖父母に昇格しました。
そして祖母が曾祖母に昇格し、まもなく命が尽きようとしています。
会えなくなるのは寂しいし嫌だけど、こうやって世代交代をするんだなと・・・
当たり前の事だけど受け入れたくない。
私の両親はもちろん、私自身も必ず「その日」がやってくる。

そう思うと「動ける間は人生楽しまなきゃ!!」と思えてきました。
可能な限りポジティブに。